お互いのニーズを満たすことを条件とした愛は脆く壊れやすい。
そのニーズはお互いのエゴや不安をみたす目的で出来上がったものだったから。
お互いのストレスから成立したニーズは、健全な愛を育むことはできません。
そのニーズがみたされる時間がどんなに長くても、心の絆は非常に脆くて、そのニーズが必要でなくなった時にあっという間に冷めてしまいます。
付き合った間の思い出がたくさんあっても、その思い出だけが一人歩きしていったり、彼の残像をいつまでも探そうとしていきます。
相手が去った後もどうしても好きな気持ちは、あなたの心の中の“好きだ”という感情の燃焼が終わるまで続いていきます。
心のままにその残った気持ちを書き出してみたり、友達に打ち明けてみたりしてみると、少しずつ心が癒されていきます。
彼女が恋愛に求めるニーズの最優先は“私の不安な気持ちを聞いてくれる人”で、次に優先するものは “不安な気持ちを解消してくれる人”でした。
この二つのニーズに合った彼でしたが、不安な気持ちを解消するには、
“お互いの心の絆が深まることが前提でしか解消できない”ということを彼女は知りませんでした。
コミュニケーションにっよって、本音でお互いに向き合うことを忘れていました。
彼女は本音だったのですが、会話は一方的で、彼は彼女の気持ちにただ“うなずいて”いただけだったのです。
これでは、“心の絆”は深まっていきません。
本当に愛されたいのに、選ぶ相手はいつも彼女がいる人や妻帯者ばかりでした。
心の中に不安感がいっぱいだったので、まずは彼女の最大のニーズ“不安な気持ちを聞いてくれて、解消してくれる人”を冷静に考えることなく求めていたのでしょう。
彼女の不安な気持ちが生まれたのは、一度も恋愛が成就しなかったことからでした。
愛されることや愛することがよくわからない。だから愛されたいと過敏に思ってしまい、結婚したい願望が強くなっていきました。
何故か選ぶ相手はパートナーが既にいる人ばかりでした。欲しいものが手に入らないイライラが、彼女の恋愛をヒートさせていきました。
手に入らないから、手に入れたいと益々そんな気持ちが定着していきました。
彼女の恋の記憶には、実らない辛さや悲しみばかりでした。
そんな記憶が、ついつい又不倫の関係を選んでしまいがちになっていたのです。
そして、確実に恋愛を掴むことができるもの=結婚へと思いは膨らんでいきました。
これまでの恋愛の記憶により、好きになる条件を彼女自身が無意識で作り上げていったのです。
結末は自分の選択 No.16-18 電話占い 女神の雫

